23年度のびのび通信より①

 今年度ののびのび通信を発行しました。それぞれのクラスの様子が書かれているので、是非ご覧下さい。


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 皆さま、ご無沙汰しております。年一回の通信の発行予定がどんどん遅れて1年半経ってしまいましたが、17年目も変わらず子どもたちの賑やかな声のする毎日を過ごしています。

 

 昨年度もコロナ禍との押し引きとも言うべき状況は続いていましたが、2022年7月初旬に突然のびのびに感染の波が到来し、利用児のみならず、職員にも感染及び濃厚接触者が続出し、保育体制がとれなくなったため1週間の休所を余儀なくされました。しかし、その7月を過ぎた頃から、体験見学が増えていったように思います。感染の波は上がったり下がったりで、人の流れが取り戻せるようになったのかなっていないのか、よくわからないものの、ご利用が増えていくことが何よりもホッとした気持ちでした。

 以前から通信に書いていますが、現在就労されている保護者の方はとても多いです。お仕事を調整され、ご家族やおじいちゃんやおばあちゃんに支えられ、通所されています。ご家族ご親族皆で子育てされているという実感があります。私が前職の通園施設で経験した頃とは本当に違います。また、語りだすときりがないですが、今ほど児童発達支援、特に放課後等デイサービスが増えるとは、全く想像できませんでした。のびのびは気がつけば東成区の児童のデイでは、最古参になっていました。

 十数年の間に、運動療育、学習支援、言語聴覚士(ST)による療育、様々に特化したデイがたくさん開所しました。大きな会社の経営参入も増えました。基準規則の変更により、就労しながらのご利用もしやすくなったと思います。就労されていなくても送迎があれば保護者の方も動きやすい中、のびのびを選んで来て下さることに、深く感謝いたします。

 親子クラスでは共に関わり成長を見守る、他クラスでも送迎時はもちろん、面談の機会を確保してできるだけ保護者の方と直接話す、保育室での子どもたちの様子をいつでも見て頂ける、保護者さん同士もお知り合いになる、それがのびのびの良さだと思っています。国の施策でデイのみならず、支援学校や支援学級のあり方も変わって行く中、障がいのあるなしにかかわらずいろいろな人と出会い、関わり、その中で成長していくことの大切さを改めて、皆さまと実感したいと日々思います。私たちなりに精一杯努力していこうと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

   


NPO法人 子育てサポートセンター・のびのび幼児クラブ

大阪市東成区大今里南にある子育て支援のNPO法人です。児童発達支援、放課後等デイサービス、保育事業、活動支援・相談支援を行っています。