新たに加わったスタッフの自己紹介です。

　この度は小学生クラスの指導員として働くことになりました。子どもの成長を手助けする仕事がしたいなと思ったことをきっかけに、そこからのびのび職員のみなさんとご縁あって、気づけば働き出してから一年近く経っておりました。のびのびに来る前は学童保育で少しだけ経験を積んだものの、保育、教育といった分野で働くのは全く初めてになるので、日々新しい発見や驚きがあり勉強させていただいております。

思えば私が小学校の時に常識だと感じていたものは、時代の流れとともに全然常識ではなくなってしまいました。子どもたちと話していると、頭をもう一度白紙に戻さないといけないことが多々あります。

　例えば夏休みの宿題は工作、読書感想文、書道、絵日記など当たり前として複数出されていたものが、その学校によるところもありますが、どれか１つをしたらいいなど、選択できるようになっていました。また、運動会はスポーツの秋とされる９月か10月が常でしたが、昨今の気温の変化の影響で５月にやるところや１１月にやるところがあるなど、小学生の子どもたちを通じて時代の流れを痛烈に感じてしまいます。プログラミングの授業が必須になったことにも驚きです。

　私が子どもだったあの頃はアニメを観たら次の日はそのアニメの話題で持ち切りでした。流行り曲もトップチャートで紹介してくれていました。だからみんな知っている、テレビをみれば大体理解話題に乗れるが大きかったです。今はネットが普及しユーチューブやティックトックなどが主流になっていて、多種多様な話題が子どもたちからどんどん飛び出してきます。「そのキャラクターって何？」と聞けば、「ＯＯの動画に出てくるねん」と全然知らない名前が毎回返ってきます。後で調べてみると「なるほどな」となり、知らないことだらけです。その度にこの子はこういうのが好きなんだと、その子のことを深く知るきっかけにもなります。今日嬉しかったことを興奮冷めやらぬ勢いで話してくれるとこちらも嬉しくなります。

　じっと座るのが苦手な子、目移りしてしまう子、ポジティブに考えるのが苦手な子など、いろいろな子どもたちがいる中で、どうやったら理解できるかを試行錯誤し、時に他の職員さんたちに聞いたりアドバイスをもらったりと、言葉を替えて伝えていっています。お料理の仕方やゲームのルールなど、実際に目で見て入る子もいれば繰り返しやることで上達していくこともあります。中々伝えることができずに悩むこともありますが、模索していく中で、その子のソーシャルスキルを伸ばしていけるお手伝いができたらと思っています。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

放課後デイサービス 小学生

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