楽しいお料理
毎月色々な保育プログラムを親子で楽しんでいます。9月のお料理はスイートポテトでした。
お料理は作り方という手順がはっきりしているし、何を作るのかという目的も明確で、解りやすいのでしょうね親子でしっかりと取り組んでいました。
またスイートポテトは蒸したサツマイモを潰し、砂糖とバターをいれ、潰し、牛乳を入れて、さらに潰し、混ぜていく、最後にカップに入れて、オーブンで焼いたら、出来上がり、という繰り返しが多く、解りやすい作り方をしていること、もあるのでしょう、いつもなら、ちょっとしたら、飽きてしまったり、集中力が続かないことも多いのに、じっくり、集中して、取り組んでいてビックリです。
ここまで書いて、もう一つスイートポテト作りが、こんなにも親子で楽しめたのは、内容がスイートポテト作りだったから、なんではないかという考えに至りました。
月に数冊は本を読むのですが、昨日読み終わった本*に、子どもはどのように学ぶのか、ということが書いてあり、子ども自身に学ぼうという気持ちがなくても、その保育の場が楽しいという気持ちを持っていれば、学びが生じるということが、いろんな角度から書いてありました。
そういう意味で、朝登園した時から、今日はスイートポテトだねと楽しい会話がお母さん同士であり、職員の方にも、スイートポテトはいつもおいしくできて、楽しい保育ができるという気持ちがあり、子どもも、お料理と楽しい気持ちがある中で、始まり、解りやすくやりやすいお料理のスイートポテト作りが行われたことが、一番の楽しめた要因だったような気がします。
子どもにとって、のびのびに来ることが、楽しい事になること、そしてそこで行われる色々な活動や遊びが楽しい事、それが一番子どもの成長にプラスになることと改めて確認できる、時間でした。もっともっと楽しい時間を送りたいですね。
*障害児は現場で学ぶ 渡辺 信一
(むかさ)
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