手作り飛行機に挑戦
小学生のデイサービスで手作り飛行機を作りました。手作り飛行機は今までもいろんなものを作ってきましたが、みんなが簡単に作れても、うまく飛ばなかったり、いろいろ工夫はするものの、いい飛行機に出会えませんでした。
12月のデイサービスに向けて今回は、私なりに手作り飛行機の試作品をいろいろ作ってみました。その後スタッフで吟味し、2種類の手作り飛行機をみんなで作ってみることにしました。一つは、ストロー飛行機で、誰にでも簡単につくれるのがいいところです。でも意外と飛ばすのは難しいんです。
もう一つは、チラシを折って作る紙飛行機で、きちんと折るのは難しいのですが、飛ばすと結構よく飛ぶのがいいところです。小学生の子ども達は、幼児さんの時からここでの活動を積み重ねてきて、折り紙もたくさん経験している子が多く、みんなの好きな活動でもあるので、紙飛行機にもチャレンジしてみようということになりました。
実際子ども達と作ってみると、いろんな発見があります。今回は、チラシの紙で紙飛行機を折ったのですが、子ども達と折ってみて、次のようなことに気づきました。
まず、紙を折るときに、紙の一辺をどこに合わせるのかがわかりにくいということでした。そこで、2回目のときには、チラシに線を書き込んでおくことにしました。そうすると紙をどこに合わせて折るのかがわかりやすくなり、作業もスムーズに進みました。ちょっとした工夫で、子ども達が自分の力でできるのですが、やってみないと気づかないことも多いのが現実です。
そして、紙は折り紙よりも少ししっかりしたチラシを使ったのですが、紙が重なってくると硬くて折りにくくなりました。薄いチラシよりもしっかりしたチラシの方がよく飛んだのですが、どっちを選ぶかは悩むところです。
また、できあがった紙飛行機に、自分の好きな絵を描きたい子もいて、チラシだったために描いた絵があまり目立たずに申し訳ないことをしました。次回は、無地の紙にしたいと思います。
さて、実際飛ばしてみると、最初は床に直撃したり、うまく飛ばなかったりでしたが、何度もみんなで繰り返し練習するうちに、みんな少しずつ飛ばせるようになり、子ども達の笑顔も増え、ほっとしました。自分たちで作ったものがうまく飛んだときの喜びは格別ですね
新しい活動には失敗はつきものですが、こうして子ども達と活動する中で、私自身は子ども達に気づかされたことを取り入れ修正しながら、みんなで一緒に楽しめる活動を工夫していきたいと思っています。
(やました)
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