お正月ゲーム
1月の小学生クラスでは、お正月ゲームをいろいろ楽しみました。
最近は、お正月に家族で遊ぶゲームも、DSやパソコンゲームが多く、昔ながらのすごろくゲームやカルタやトランプなどのカードゲームを楽しむ機会が減っているように思います。
そこで、デイでは、みんなと一緒に遊ぶいいチャンスと思い、すごろくやカードゲームをやってみました。昔ながらのすごろくは、思ったより人気で、みんなやりたいと希望が多く、意外でした。
のびのび特製のすごろくゲームは、少し変化をつけています。
まず、サイコロの目は、1と2がありません。ゲームの時間が長くなると、落ち着けない子もいるので、展開を少し早くするための工夫です。
そして、すごろくゲームの内容も、隣の人とジャンケンしたり、握手したりする箇所があり、お友達と関わり合うことを入れています。ゲームの中では、お友達との関わりが苦手な子も、抵抗なくやっていました。
また、サイコロを振って出た目の数を数えながら駒を進めるのは、算数で数の勉強をしている1年生の子ども達にとっても、興味を持てるようでした。
一番にゴールするのも目に見えてわかりやすい分、勝ち負けを意識することもはっきりしていて、一番悔しい思いをしたゲームでしたが、それでも、ここでの勝ったり負けたりの経験を重ねている2~3年生のお友達は、負けて悔しくて、「くやしい~」と叫んだり、悔しさを身体で表現していましたが、大荒れすることなく治めていました。積み重ねた経験の力は大きいと、子ども達の成長ぶりを伺えたゲームでした。
(やました よしこ)
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