のびのび通信 児童発達支援サービス(幼児:午後クラス))
のびのびの幼児クラスは「自主活動」、「学習」、「集団遊び」の三つの活動があります。その中の「集団遊び」は、ひとつの活動を皆で楽しもうと毎月いろいろな活動に取り組んでいます。
4月から、いろいろ鬼ごっこ、ボール遊び、プレイゴム、制作遊び、夏祭りゲーム、しっぽ取り、パラバルーン、フープ遊び、ボーリングといろんな活動に取り組んできました。
12月はボーリングをしました。初めの第1週目はボーリングのレーン上にピンではなく、キャラクターの付いたトンネルを真ん中に置き、それをくぐり抜ける練習から始めました。その中で、真ん中を狙ってボールを転がすイメージを大まかに掴みました。その後はボーリングのピンでしました。狙いを定めやすいように、真ん中のピンにキャラクターのマークを付けました。
2週目は年齢別で、3チームに分かれて、3、4週目はいろいろなメンバーで3チームに分かれて取り組みました。ボーリングのボールを転がすというのは意外と難しく、片足を引いて立つということも、片手でボールを持って、下投げで転がすということも、幼児さんにはなかなか大変なようです。初めはどうやって転がせればいいのか迷っていたり、下手投げで放り投げてしまったり、ボールを下に置いて、手で打ってみたりと、悪戦苦闘しています。2歳児は座って転がし、次のステップでは、足を揃えて立ち、その前にボールを置いて転がし、とステップアップしていきます。
毎年1回はしている活動なので、何回か経験している年長さんと年中さん達、初めは「えっわからん~」と言っていたのが、週を追うごとに、片足を引いて立ち転がしてみるのにも挑戦し、「できた!!」と喜んだり、うまく当たらず「あれ?」となってもスタッフに「お兄ちゃんの転がし方でかっこ良かったよ」と言われ、はにかんだ笑顔を見せてくれました。繰り返しみんなで一緒に取り組んでいく中、少しずつコツを掴んできたり、わからないなりにもなんとなく楽しくなったりしています。
関わるスタッフにとっても「一年前は○○やったのにできるようになってきたな」「落ち着いて順番待っていれてるな」と思ったり、なかなか面白どころをがわからずにいる小さい年齢の子にも、「来年はきっとできるようになってるかな」と余裕をもってみれるようになります。やはり小さい経験の積み重ねがこどもの成長には大事と思わせられる時間になっています。
0コメント