もうすぐ1年②~なぜ今里?
(前回の続きです)
今までの保育の場が失われることに対して
理事会にどんなに話し合いを求めても、
署名や要望書を出しても、
「運営の危機による事業展開」は変わりませんでした。
自分たちでやるしかないと思ったのが、その頃です。
もう2年も経つんですね。
職員が合わせて20人近くいた事業をそのまますることはできない。
今後法人や他の団体がやらないこと、
自分たちが意欲をもってできることをしようと決めました。
私たちがその良さをよく知っている、
遅れや障がいがある子もない子もいっしょに混ざり合う保育の場、
卒園後もその子に合ったサポートができる場を作りたかったのです。
私たちは幼児の保育をしてきたから、それにはこだわりたい。
まず、保育所や幼稚園に入る前の小さい子、そのお母さん方のサポートをしよう。
そこから卒園したときには、
障がいがあるなしにかかわらず、
具体的なニーズに合わせてこどもとじっくり関係作りや課題に取り組める場を作ろう。
卒園後の相談が気軽にできたり、保護者の活動を応援する場でもありたい。
そういう思いから、
親子保育、モンテッソーリ幼児教室、児童デイサービスをすることに決めました。
相談や、活動支援もすることに決めました。
最終的に職員3人が参加することになり、
3人でできること、それぞれの経験や勉強してきたことを生かそうと思いました。
送迎はとても無理だったので、駅に近いところ。
今までの園児さんとの関係から生野区から遠くないところ。
保育所の不足している、城東区や天王寺区からアクセスの良いところ。
そこが、今のびのびのある「今里」でした!
今日はこの辺で。
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