スタッフ紹介③
次に自己紹介させていただきますのは、ここの児童デイサービスを担当しています、サービス管理責任者で保育士の山下佳子(よしこ)です。
私が子ども達と関わる仕事に就こうと思ったのは、児童相談所にある一時保護所でアルバイトしたことがきっかけでした。そこで、生まれて初めて、自閉的な子どもさんと出会い、何とかして一緒に遊びたい、何とか、そういう子ども達を理解して、通じ合えないものかと、この時に、私の中で、何かが突き動かされ、探し求めたところが生野こどもの家でした。
こどもの家は、「障がい」をもった子ども達も、地域でみんなと一緒に生きることを大切にし、施設でありながら、「障がい」をもたない子も一緒に遊べる保育の場を、自主的に設けてきました。
保育内容自体も、それぞれの子どもが、のびのびと楽しめ、子ども自身の意志でやりたいことを選べるコーナー保育を設け、自由保育を基盤にして、やってきました。大人が主体になるのではなく、子どもが主体となり、子どもの気持ちや意志が尊重される保育とは、いかなるものかを、保育しながら考えてきたように思います。
<モンテッソーリ教育との出会い>
そんな保育を模索している時に出会ったのがモンテッソーリ教育とシュタイナー教育でした。私自身は、通園部や親子教室で、両者の基となる考え方を大切にし、子どもから学ぶ姿勢を大切に、実践面ではモンテッソーリ教育を保育に取り入れ、通園部に8年、親子教室に20年も保育に関わり、そして、現在の児童デイサービスに至りました。
<目指す保育>
私自身は、児童デイサービスでも子どもの気持ちや意志を大切にし、お友達との関係を育て、のびのびと楽しめる保育を目指していきたいと考えています。
ひとりひとり、好きなことも、やりたいことも違うけれど、一緒に楽しむことで、楽しさは倍増するし、ぶつかり合いもあるけれど、その中で自分を表現する力も育つと思っていますので、ここでは、お友達と出会い、いろんな好きなこと、やりたいことに出会って、楽しめることがひとつでも増えていってほしいと願っています。
私自身もまた、いろんなことにチャレンジして楽しめることを見つけたいと思っています。皆さんも、楽しいこと、おもしろい遊びを見つけられたら、また、教えていただきたいと思います。今後とも、よろしくお願い致します。
(山下 佳子)
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