モンテッソーリって? その2
モンテッソーリって何?の続きです。
モンテッソーリ教育では、子どもが自ら成長しようとする力があることを「正常化できる力がある」と言います
その道すじは前回も書きましたように、みんなそれぞれ違うのだと思います。
スピードも違えば、伸びる所も違う、でもひとり一人の子どもをじっくり観察していれば、必ず 「あっここは、すごい、良いところだな」とか「こんなことに興味を持っているんだな」とか「前に比べてここは変わってきたところだな」などが見つかります。
そういうところを心から認め、喜びたいと思っています。そのためにも、モンテッソーリは観察の大切さを何度も言われたのではないでしょうか。
そういうところをできるだけ親御さんと話ししたり、ここが変わっていきそうだなと思うところなどもできるだけ話をしていくようにしています。
子どもが持っている自ら成長しようとする力を親は信じたいと思っても、日々の生活の中で、できなくなる時もあるのではないでしょうか。
職員や一緒に保育に参加している他の子どものお母さん方と話をしていると少しずつまたわが子の力を信じようとする気持がまた少しずつもどってくるようです。
少しずつでもわが子の変化を確かめ合い、また職員やお友達に受け入れられている姿を見ているとお母さん方も少しずつ元気がでてきてくれるようです。
そうして少しずつ良いリズムで進みはじめると子どもの自ら成長しようとする力も進み始めます。
その時の前を向く子どもの顔がたまらなく愛おしい、見て見て僕を、私を、見てと笑顔を送ってくれる態度がうれしくてたまらない。保育士の醍醐味ですね。
長くなりましたので今回はここまでとさせていただきます。 (むかさ)
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