今年もおいしいお料理を作ります

 1月も親子保育クラスは、カラーボールで遊んだり、リトミックで身体を動かしたり、いろんな事を子どもと一緒に楽しんでいますが、

 1月のお料理は‘五平餅’でした!

 ご飯をすりこぎで潰し、ラップで小さい丸い形に握ったら、ホットプレートで焼きます。しょうゆだれかみそだれをぬったら、出来上がりです。


お母さんにボールを押さえてもらい、すりごぎで、ペッタンペッタンご飯をつぶします。

潰すのを楽しむ子、自分のだけでなく、他の子のばかり触りたくなる子、なかなか力が入らず、お母さんに手を添えてもらい、一緒にしてみる子。

 いろんな子がいますが、それぞれお母さんと、あらかた潰してみると、次は、ラップでごはんを丸め小判型にします。

 うまく握るのはなかなか難しいので、へびのようになったり、ただただペタンコにしただけだったり、しますが、そんなことは気にしません

 2、3個できたら焼いていきます。ホットプレートは熱いので、ちょっとどきどきしますが、菜箸でいためたり、へらでひっくり返したり。

 また焼けたものに、はけで、たれを塗ったりします。

 はけでたれを塗るのは、色がさっと変わるので、おもしろいようです。

 これを何回か繰り返します。

 最初から最後までずーとし続けるのはなかなか大変で、好きなところ、興味の持てるところを中心に同じところを繰り返したり、少し抜け出しては、お母さんや職員に誘われて、また参加したり、しています。


ほとんど出来上がり、お腹がすいてきた何人かで、お昼ごはんのテーブルセッティングをはじめていきました。

みんなそろってお昼ご飯と一緒に食べました。さっきまで、熱いホットプレートで焼いていたので、「あつ?あつ?」と聞いてくるなど、さっきまでの物と今の物が繋がって考えられるようになっているようになっている姿もみられました。

 毎月いろんな形で同じようなプログラムを繰り返す中で、初めての時はあんまり興味を示さなかった子も、2回3回と繰り返す中で、その子なりのイメージを持てるようになり、参加する場面が増えてきます。

 お料理の意味もわかり、登園前から楽しみにするようになったり、途中で食べたいとごてず、いただきますしてからと言われると、待てるようにもなってきます。

 わが子のことになるとどうしても、その日にどれだけちゃんと参加できたか、が気になりがちですが、少し前のわが子と比べると必ず成長している姿が確認できることでしょう、またその時は誘いになかなか乗ってくれないと、気持ちが萎えてしまいそうになりますが、職員やいろんなお母さん方と一緒に誘ったり、その時はすぐに興味は持てなくても、他のお友達が楽しそうにしていると、つられて思わずしてしまい、面白さに気づくきっかけになったりします。

 共に育つという気持ちをもって、いろんな保育プログラムを楽しんでいけたらと思います。

(むかさ)

NPO法人 子育てサポートセンター・のびのび幼児クラブ

大阪市東成区大今里南にある子育て支援のNPO法人です。児童発達支援、放課後等デイサービス、保育事業、活動支援・相談支援を行っています。