親子クラスお別れ遠足の日に
3月11日は、親子保育クラスお別れ遠足の日でした。交通科学博物館に行きました。
親子クラスの小さな子たちには、大きな電車やバス、飛行機などの展示物は、どれほど大きく写ったことでしょう。走っていく電車の模型を見たり、信号のスイッチをさわったり、映像の画面を見たり、それぞれ思った以上に楽しめて良かったです。お別れ遠足に親子クラス全員がそろったのも初めてだったんですよ最後に外に出て記念写真をとりましたが、こどもたちは、寒さもなんのその、うれしそうに走り回っていました。
1時過ぎに帰ってきてから、すぐに児童デイサービスが始まり、いつものように自主活動と個別支援活動が始まった頃・・・
あれ、なんか私めまいがしてる?いや、揺れてますよね?と保護者の方と確認。幸い、こどもたちには何もなく、のびのび全体にも支障はなかったものの、これが、あの大地震からきたものだったとは・・・!!
今週は、親子クラスの卒園式でした。保護者の方のなかには、関東にご実家がある方もおられます。今目の前にいる小さなこどもたちが、まず無事であること、体調が安定していること、笑顔があること、家族がしっかりつながっていること、孤立することなく地域と共に暮らしがあること・・・が、
何ものにも代えがたいものであることを、日が経つほどに感じています。
そして、心が痛むたくさんのできごとが、家族をはじめとして人と人とのつながりのなかできっと良い方向に向かいますように。
阪神淡路大震災から16年。今度の地震は、何かあったとき、こどもたちや弱い立場の人たちを守るにはどうしたら良いのか、改めて考え直すことにもなりました。
私の家は、夫が奈良の障がい者関係のNPOに勤めておりますが、被災した宮城県の障がい者施設から支援要請があり、18日夜石巻市に到着しました。今朝メールがあり、現場は落ち着いてきて、近くの県からボランティアの方が派遣されることになったそうです。まもなく話を聞けると思いますが、関西でできる支援が具体的にわかるかもしれません。みなさまに、物資など、何らかのご協力をお願いすることもあるかもしれません。そのときはぜひご協力をよろしくお願いいたします。
(杉本)
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