盛り上がるごっこ遊び


のびのびの児童デイサービスの時間は、

幼児さんの場合は、★自主活動 ★個別支援活動 ★集団あそびの3つに大きく分かれていて

小学生の場合は、★自主活動(宿題含む) ★ソーシャルスキル活動(集団)の2つに分かれています。

自主活動では、こどもたちは、月ごとに代えている運動遊具、教材、ブロック、本などで遊んでいるのですが、

最近、どちらのクラスでも盛り上がっているのが、「ごっこ遊び」です。

こども同士おなじみの顔になると、ちょっとしたきっかけでいっしょに遊ぶ場面が生まれ、幼児さんだとお互い誰を追いかけているのかよくわからないながら、大人数でひたすら広い部屋をぐるぐる走りまわるのがおもしろくてたまらなかったり、小学生だとブロックやサッカーなどを共にするということも楽しい時間なのですが、

男児が多く、ふと思いついて椅子を並べての電車ごっこなどをすると、生き生きと遊びにのってくるということは前からありました。

そこで、ちょっと意図的にお医者さんセットなどを教材に加え始めると、今までそれほど自分から人に寄ってこなかった子が、聴診器をあてたり注射器で職員を治療してくれたりとごっこ遊びを楽しむ場面がみられるようになりました。

そこで、今度は、散髪屋さんセットを用意すると、素晴らしい手つきで、ハサミを入れてくれたり、ドライヤ-をあててくれたり、

ぬいぐるみやかばんも登場させると、お医者さんにつれていき、寝かせて診察したり、タオルをかけたり、かばんで出かけたりするように。

そんな中での大ヒットが、これ↓


いただき物のレジスターです。

これは、お買い物ごっこでバーコードチェックもできれば、ポイントカードもきれ、マイクで放送もできるというもので、こどもたちに大人気になりました。取り合いも激しかったのですが、思わず近寄り手を出したくなる魅力があるのがよくわかります。何よりうれしいのが、今まであまりこれといった玩具で遊ぶことや人とのかかわりが少なかった子が、時には他児に割り込むようにしてあれこれいじって楽しそうにしていること

次に、ままごと遊びのときお弁当箱につめるのが人気だったことから常時出している教材の箱にたくさんのお弁当をいれ、ナフキンに包んで用意しておくと、

小さい子たちもリュックに入れて背負って、手をつないで”お出かけ”したりしてくれます。

あらためて、日常よく目にしたり経験していることは、はっきりイメージでき、ごっこ遊びとして成立しやすく、こども同士をつなぐ力があるんだなぁと思いました。

先月今月と運動遊具に平均台があったので、平均台で、お山のぼりをしてお弁当を食べるというごっこ遊びも


職員もお弁当にぴったりなものをフェルトで作ってみました。


今度は変身グッズを入れてみようかと、もくろんでいます。前職「生野こどもの家」のとき、こどもたちに大人気だった「ハッピ」、最近そのときと同じものをいただいたので、これを加えたいのですが、いかんせん、1枚なので・・・


不要なハッピがありましたら、のびのびまでご寄付いただけるとうれしいです。

それと、できればコンビカーもお願いしたいのですが・・・


まずは、メールnobinobi@y5.dion.ne.jpまで、ぜひぜひよろしくお願いします!

                                           (すぎもと)


NPO法人 子育てサポートセンター・のびのび幼児クラブ

大阪市東成区大今里南にある子育て支援のNPO法人です。児童発達支援、放課後等デイサービス、保育事業、活動支援・相談支援を行っています。