モンテッソーリって?その3
しばらく、ブログの更新も夏休みになっていましたね~また更新再開しまーす
モンテッソーリって何?の続きです。
モンテッソーリ教育では、子どもが自ら成長しようとする力があることを「正常化できる力がある」と言います。
どうしたら正常化が発揮されるの?
それは子どもにあった環境と興味のある活動にじっくりと取り組むこと
興味があることにトコトン取り組むこと、子どもは興味のあることは何度も何度も繰り返します。
大人からしたら、なぜ同じことばかり?もうそれはできるからいいやん!と思いがちなのですが、子どもは好きになったらそればかり、、、
でもある日パタっとしなくなる。
そういう繰り返しの中で、気がつけば、子どもは新たな子どもと変化していく、
子どもといつも接していて思うことは、子どもの場合、スポーツなどで○○鍛えようのように、気になるところがある、じゃあここを重点的に鍛えよう、というのとは、それはちょっと違うような気がするのです。
確かにそういう考え方も間違いではないのです、
でも毎日いろんなこどもと接していて思うことは、子どもの場合、いろんな経験の積み重ねが複雑に絡み合って、成長へとつながっていっていて、これ苦手だから、ここを集中的に、とか、ここをもっと、とそこだけを伸ばすというわけにはいかないことが多いのです。でも逆に好きなことをじっくりと取り組み、ちいさな成功体験の積み重ねの中で、自分に満足していく。子どもにとって安心できる場所のなかでの、こういう過程の小さい小さい積み重ねの中で、自然と変化していく子ども達。
大人のこうしたらこうなる、というまっすぐな考えとは少し違う子どもの成長の過程。
少しじれったくて、もう少し成長の近道はないのかと大人はついつい焦せってしまいがちですが、目の前の子ども自身の力を信じ、出来る限りの環境を整えること、つまり満足できる、興味をもって取り組めるものがそこにある環境を整えることが大事と自分に言い聞かせて、まずは子どもとの時間を楽しめたらと思います。
きっと気が付いたら、子どもは新たな顔を見せてくれるはず。
(むかさ)
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