お知らせ


 みなさま、お久しぶりです。(更新がなかなかですみません。今年はがんばらないと、と毎年言っているような・・・)ちまたでは、花粉症はもちろん、まだまだインフルエンザもおさまってはいない様子。お元気でいらっしゃいますか?

 この春保育所や幼稚園に入園されたり、新入学や進級と、環境の変化の多い時期、こどもたちもなかなか落ち着かないだろう、と心配しています。特に新入学は、園生活から学校へ、なかなかハードルが高いもの。いろいろと配慮されてうまくスタートがきれていると聞くと、ホッとします。のびのびの各クラスもそれぞれメンバーの移動や、新しい仲間を迎えたり、見学の人が来られたりして、動きがあるものの、さほど混乱なくこれているように思います。

 

 さて、その中の、デイサービスについてのお知らせですが、2012年度より、障害者自立支援法による児童デイサービスは、児童福祉法に組み込まれることになり、名称も変わっています。


児童デイサービスはこの4月から「障害児通所支援」となりました。

そして、

幼児のサービスは、「児童発達支援」

小学生以上のサービスは、「放課後等デイサービス」

と、位置づけが分かれることになりました。


 放課後等の「等」って何やろと思われるでしょう。学童期は、学校休校日もあるのに、これまでの児童デイでは、それが考慮されたシステムではありませんでした。それが、学校がある日の放課後だけでなく、休校日も対応できるサービスになった、ということなのですが、デイの利用を円滑にするというか、学校とデイの送迎の関係やら、今まであいまいで課題となっていたものをはっきりさせていく方向にはなっています。

 障害者自立支援法ができた当初は、いずれ児童デイは、幼児に対してのサービスになるという方向だったものが、学童期、中高生のサービスへの要望が強く、行政も受け入れざるを得なくなった結果、だんだんそれを反映させた形に変わってきたようです。やはり声をあげなくては何も変わらないということですね。

 のびのびは、幼児と小学生どちらも対象となっているため、今後通所支援でも今まで通り幼児と小学生のサービス二つを合わせた多機能事業所として行っていきます。ただ、他のクラス(事業)との兼ね合いで、学校休校日に時間を増やすということができないのを申し訳なく思っています。それにしても、法改正で、あたふたと区役所から書類が来たりして、利用者さんも、どこがどうなるの?と戸惑われている様子。私たちも全容がはっきりするまで、若干不安ではありますが、なんとか法令や通達を把握して現状に支障のないよう、実行していかなくては。制度が変わるということは、大変な時期ではありますが、少なくとも、のびのびのめざすデイの基本は、今までと変わりありません。

 地域のひとりのこどもとして、生き生きした生活が送れるよう、どの子も人とのつながりがあり、遊びや興味が広がるように。その子その子のもつ力を発揮して、いろいろなことを知る楽しさ、わかったという喜びがもてるように。そして、その楽しさや喜びを周りの人と分かち合えるように。・・・と、スモールステップを積み重ねてがんばっていくつもりですので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。  

                                          (すぎもと)

NPO法人 子育てサポートセンター・のびのび幼児クラブ

大阪市東成区大今里南にある子育て支援のNPO法人です。児童発達支援、放課後等デイサービス、保育事業、活動支援・相談支援を行っています。