のびのび通信2020年度より 親子クラス
親子保育クラスが児童発達支援になって、3年目になりました。今年はコロナで始まり、日々の保育、行事一つ一つ見直し、どうしたら安全に、楽しく、成長を促し、満足出来るものとできるのか、職員間で何度も議論を重ねながら行っています。それでも実際保育を行ってみて、気が付かされることもいろいろありました。
先日も換気が大事とあちらこちら開けっぱなしで保育をしていると、走り回っている子ども達と保育士は全然寒くなかったのですが、気が付くと、お母さんたちは上着を着たままで、大変寒い思いをされていて、本当に申し訳なかったです。次回からは、時間を見て開けたり閉めたりと、こまめな換気に切り替えました。
行事の方も、運動会は、普段の保育の中でいつもの保育室で行いました。
遠足は、ちょうど感染がまだまだ少なめだった10月末に扇町公園に行ってきました。
天気も良く、身体を動かすのも楽しくなってきているし、誰かがしていると僕も私も!という気持ちが芽生え始めているので、遠足という行事を楽しんでもらえたと思います。
始めは小さなすべり台から滑りだしたのに、だんだん慣れてくると、長くてスピードのでるすべり台にもどんどんチャレンジし始めました。一緒に滑る大人の方が怖いとホントは思っているのですが、親御さんたちも、子どものチャレンジしたいという気持ちに背中を押され、「お母さん怖いねんけどなぁ」とつぶやき合いながらも、何回もすべりました。
また、すべり台の横にアスレチックの縄のぼりがあります。長くて、なかなか急斜面もあり怖いのですが、誰かひとりのぼり始めるとつられて、のぼりはじめます。できると何だか自信がつくようで、何度も何度も繰り返しています。親子保育クラス2年目3年目のお母さんからは、「去年とは全然ちがうわ」とうれしいつぶやきと共に「さすがに私が疲れた」とポロリ、年齢的に一人で行かすわけには行かないので、お疲れ様でした。
怖くて途中までの子も覗いてみたい、ちょっとだけでも試してみたいと、意欲をうかがわせてくれました。(後日談として、扇町公園にまた家族で行ってみた、お兄ちゃん達も楽しんでくれた事など嬉しい報告を聞かせて下さった親御さんもいらっしゃいます。)
親子保育クラスの醍醐味の一つが、我が子の成長を共にうながし合い、喜び認め合うというところにあるのではないでしょうか。これからも行事一つ一つを共に楽しみながら、行っていきたいと思っています。(扇町公園の長いすべり台は迫力があって楽しいのですが、途中で思わず立ち上がってしまうとひっくり返ってケガをすることがあります。最後まで座ってお楽しみくださいね)
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