LD学会に参加しました
去る11月23~24日に大阪で、日本LD学会の大会がありました。スタッフ向笠が、特別支援教育士であり、LD学会員であることから、大阪で開催されるとの情報を得、めったにない機会なので、デイサービスのスタッフ全員で参加することになったのです。
ここで「LDって?」ですが、一般的には「学習障害」と言われています。しかし、今では当たり前になった「知的障害」もかつては別の名称であったように、社会的視点が変わり、アメリカ精神医学会の診断基準も変わる中で、また新しい診断名が当たり前になる日が来ると思います。日本でも、すでにその見直しがなされているようです。
さて当日は、いくつもの講演会やシンポジウム等が、同時進行で行われました。定員オーバーで第一希望の部屋に入れなかったり、ふたつの会場をシャトルバスで移動したり、周りの方々の熱心さに感心しながら最後は眠気との闘いだったけれど、とても良い刺激になりました。いろいろなテーマに参加しようと、スタッフの動きはあえてバラバラでしたが、私の参加した中では、視機能・視覚情報処理に関連するつまずきのお話と、ディスレクシア(読み書き障害)のある成人の当事者の方の体験談が特に印象に残りました。(今週の「世界仰天ニュース」で取り上げられるそうなので、観てみてください)
当事者の抱える問題をできるだけ早くきちんと理解し、支援することの必要性を改めて感じました。
(すぎもと)
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