これまでの児童デイサービス
5月1日から、児童デイサービスがやっとスタートしました。ここに行きつくまでにはいろいろありましたが、サポートセンターの活動を支えてくださる会員の皆様や今まで関わりのあった方達から、有形無形のご支援を頂き、スタートできました。紙面を借りてですが、皆様どうも有難うございました。また、今後ともよろしくご支援のほど、お願い致します。 さて、ではこれから私たちの児童デイサービスとはどんな事をしているのか、少しお話しましょう。
私たちのデイサービスは、現在、年少さんから小学2年生までの方が利用されています。
・小学生グループ 月 PM13:30~PM17:30
・幼児グループ 火・金 PM13:30~PM17:30
私たちのデイサービスの援助目標は、ソーシャルスキル(人と関わる力、社会性)を育て、それぞれの子どもさんに必要な課題をフォローしていくことです。
ソーシャルスキルを育てるということは、
ひとりひとりの子どもさんが人とのやりとりの中で自分の気持ちを身ぶりや言葉で表現でき、また、グループ活動の中でお友だちと折り合いをつけながら、一緒に楽しく関わり合い、遊べるような力を育てていくことだと考えています。
それぞれの子どもさんに必要な課題とは、
例えば、身辺自立のことや落ち着いて活動できる力を育てることや、学習面での力を促すことなどです。
まず、小学生グループでは
ソーシャルスキルを育てるための活動として、ゲーム遊びを通して、順番を待ったり、一緒に協力してゲームしたり、工作・料理では、生活面での力を養うとともにお友だちと一緒に協力して作ったり、お友だちと一緒にやることの楽しさを感じてもらいたいと思って準備しています。まだやり始めたばかりですが、どの子も場面場面で楽しそうな表情を見せてくれてうれしく思っています。先日のホットケーキ作りは、みんなやる気満々でとても楽しいひとときをすごしました。
また、幼児グループでは、
小さなお部屋で、それぞれのこどもの興味に応じた活動を準備しています。例えば、はさみを使って切ったり、貼ったり、シールやスタンプを使っての活動、ひも通し、こすり絵、なぞり書きなど、それぞれのこどもが好きな活動を見つけて遊んでいます。こうして、じっくり、ゆっくり関わる活動とともに、ホールでは、平均台やはしご渡りなどの運動遊びや、サッカーでゴールをねらったり、ゴムに紙をひっかけて飛ばすゲームをしたり、お友だちと一緒に楽しむゲームも準備しています。
まだまだスタートしたばかりですが、今後も子どもたちと一緒に楽しみながらソーシャルスキルを育て、それぞれの子どもさんの課題を少しずつフォローしていけるデイサービスができればと思っています。関心のある方はまたのぞいてみてくださいね。
(山下佳子)
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